SDGsによる企業ブランディングが求められる理由~コンサルタントがポイントを解説~

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SDGsコンサルを活用した企業のSDGs取組で得られるメリット

SDGsコンサルでは、エシカル消費を推進したい企業のアウターブランディングや、働き甲斐を高めるインナーブランディング支援も行っています。実際、SDGsを通じて企業が独自色を打ち出す事例も多くなっています。

こちらでは、SDGsを活用したブランディングによるメリットと、SDGsの活動をブランディングに繋げるために必要なことを見ていきましょう。

SDGsを活用したブランディングではどのようなメリットを得られるのか

SDGsはアウターブランディング(外部向けのブランディング)から入る企業がとても多いです。まずはHPで情報を開示し、外部に対して取り組みをアピールするなどの動きがあります。

 

ですが、一番大事なのはインナーブランディングです。なぜなら社員が正しく理解していないと外部に正しい発信や相手に理解を促す説明ができないからです。具体的には、営業社員が伝えられず営業成績につながらない、人事部が伝えられないから採用活動でも学生に響かないなどの影響が挙げられます。

ここでは、SDGsの取り組みがどのようなブランディングに繋がるのかを共有していきます。

SDGsのメリット

◇SDGsの取組によるアウターブランディングとは

SDGsへの取組を外部に公表していくことにより、自社を取り巻くステークホルダーから評価される会社になることです。

◇アウターブランディングの成果

「企業価値が高まり、ステークホルダーから選ばれる」

 

  • SDGsに関連する認証制度の取得などを通じて、取組が評価されると、企業の価値向上に繋がります。

  • 投資家や消費者、取引先など、社会にやさしい取組をしている企業だからこそ、選び続けることに繋がります。具体的には、新規顧客の獲得やエシカルに興味関心の高い就活生の採用などのメリットがあります。

  • 新たなビジネスチャンスの創造として、利害関係のないSDGsというテーマだからこその連携が生まれ、新しい事業創造やパートナーシップの構築に繋がります。

  • ESG投資による資金調達にも繋がります。昨今では環境や社会、企業統治に関わる取り組みを積極的に行っている企業へ投資をする「ESG投資」の注目度が高まっています。SDGsを活用したブランディングを行っている企業はESG投資における投資先になりやすく、資金調達がしやすくなるというメリットを得られます。

◇SDGsの取組によるインナーブランディングとは

SDGsへの姿勢やSDGsに対する取り組みの内容を社内に浸透させることにより、働き甲斐の創造や会社の一体感を醸成すること。

◇インナーブランディングの成果

「会社の一体感の醸成や社員の働き甲斐に繋がる」

  • 2021年の新入社員を対象にしたアンケートからみても、仕事をする上で重視することは「貢献」と答えた方が一番多いです。

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(参照:2021年新入社員意識調査 リクルート マネジメント ソリューションズ)

要は、自身の業務活動により人や社会の役に立つことが分かるとやりがいを感じます。そのため、自社での業務や製品そのものが課題解決に繋がっていることを可視化することで社員の新たなモチベーションを生み出すことに繋がります。ただし、SDGsの取組が社会課題解決につながる本質的なものであることが前提となります。

  • 部門間の共通テーマとして取り組むことができるため、それにより新たな関係性やコミュニケーションの創造に繋がります。

このようにSDGsに取り組むことは、企業のブランディングに繋げることができます。

SDGsの活動をブランディングに繋げるために必要なこと

SDGsの活動をブランディングに繋げるためには、何が必要なのでしょうか。ここでは、インナーブランディングとアウターブランディングに分けて説明していきます。

◇インナーブランディングのポイント

まずは、SDGsを通じた企業のインナーブランディングから実施することをお勧めします。

 

なぜなら、アウターブランディングをどれだけ取り組んでいても、社内のメンバーが取組に賛同し、理解しない限りはSDGsウォッシュのイメージとなり、ブランディングには繋がりません。

インナーブランディング

パーパスの設計から会社の存在意義を改めて認識することで、企業が取り組むためのステップを可視化します。そこがポイントであり、なぜSDGsに取り組むのかを徹底的に腹落ちさせることが重要です。その部分が不足すると、手段にとらわれて取組むことになりかねません。

その上で、2つのポイントで推進ができます。1つ目は、本業の活動を社会課題解決に繋げていくことです。事業活動そのものに課題解決を繋げていくことにより、新たな価値創造に繋がります。2つ目は本業以外でも参画できる仕組みがあると良いです。このような活動が社員の働き甲斐の創造にも繋がります。

◇アウターブランディングのポイント

アウターブランディングにおいて重要な取組は、「一貫性」「透明性」「共感性」です。「一貫性」では、掲げている目標に対して取り組んでいることに一貫性があるかどうか問われます。

 

例えば、ダイバーシティ推進を目標に掲げていながら、女性活躍推進に取組が偏り、社員のマイノリティに配慮する取組(男性の育休取得支援やLGBTQへの配慮など)ができていないことなどがあげられます。その他、循環型社会を実現するという目標を掲げながら、プラスチックの削減だけ注力し、リユースなどの選択肢に配慮できていないこと、紙の大量印刷は変わらないことなども挙げられます。

「透明性」とは、強みだけでなく、課題も含めて情報開示することです。強みや取り組んでいることを可視化するだけでなく、できていないこと、将来のリスクを収益性に結び付けて開示することが投資家からの正しい評価に繋がります。

「共感性」とは、企業のSDGsに対する姿勢に消費者や取引先が共感することで、参画しやすい仕組みにしていくことです。「共感マーケティング」というマーケティング手法がありますが、行動は感情によって揺り動かされます。取り組む社会的課題や生み出す価値などSDGs事業に込めた想いを消費者が共感できるようストーリー化することで、SDGsへの関連性や納得性を感じてもらい、消費などの行動へ繋がります。


多くの消費者にSDGs事業について認知してもらい、実際に行動してもらうということは企業のブランディングに繋がるため、ぜひ「共感」をコンセプトに事業に取り組みましょう。

それでは実際に、SDGsをアウターブランディングに繋げている事例をご紹介いたします。アサヒビールは、パナソニックと共に「森のタンブラー」を開発しました。

 

間伐材などの木材から精製したパルプを主原料とした「高濃度セルロースファイバー成形材料」を使用しており、使い捨てプラスチックの削減に繋がります。他にもアサヒビールでは2009年から主力商品である「アサヒスーパードライ」「アサヒドライゼロ」の製造過程で使用する電力をグリーン電力(再生可能エネルギー)で賄ったり、2025年までに「ウォーターニュートラル」を実現することを公表したりとSDGsに積極的に取り組み、「SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング2020」で2位にランクインしています。

SDGsの活動をブランディングに繋げるためには、このような企業の事例を参考にすることもおすすめです。

CSRで終わることなく、企業ブランディングに繋げる方法を再考しよう

社会貢献につながる取り組みであることを前提に、企業が行うSDGsブランディングは新たなビジネスチャンスの創出やエシカル消費に関心の高い消費者の新規獲得や投資家からの評価向上、社員のやりがいにつながるなどの点でメリットがあります。企業活動において「一貫性」、「透明性」、「共感性」をポイントに取り組んでいきましょう。

EMIELD株式会社では、企業に合わせたSDGs導入・実装推進支援のコンサルティングを行っていますので、まずはご相談くださいませ。

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